2018.07.06
イタリア5日目 ベネチア-2
ドゥカーレ宮殿

昼食の後、サンマルコ広場にあるドゥカーレ宮殿へ。
宮殿というから、ベネチアにも王様がいたのかな?と、
ぼんやり思っていましたが、共和国政府だったのですね。
ドゥカーレ宮殿は、総督の住居、裁判所、牢獄がありました。
ここで、現地ガイドさんと合流したのですが、
この男性ガイドさん(JTB専属?)、すばらしかったです!
日本語も上手だし、ウィットにとんでいて、日本人の好みというか
こちらの望んでいるものを、よくわかってくれてるガイドさんでした。
(現地ガイドさんの中には、建築とか歴史に思いいれがありすぎて、
あまりに熱く語るため、こっちは疲れちゃうことがあるのです。)

ドゥカーレ宮殿の中庭です。
正面、北側にサン・マルコ寺院の丸いクーポラが見えます。

黄金階段。
その名のとおり、黄金です!キンキラキン☆
ただの階段の天井なのに。。24金の金箔ですって!

ここも、階段をあがるのは、大変ですが、
見る価値ありの階段でした♪(o^-^o)

階段をあがったところにある四角の広間。
いわゆる控えの間みたいな場所。
でも、天井画が、豪華!!ベネチアって、金持ちだったのね。

扉も、大理石で囲まれて、重厚な雰囲気でした。

次の部屋は、4つの扉の間。
さらに重要な部屋へ入るための、正式な控えの間。
なので、いっそう豪華!!

「祈りをささげるグリマーニ総督」ティツィアーノ作。
(ウフィッツィ美術館で、最後に紹介した絵も、
ティツィアーノ作です。)

ベネチアには、彼の絵画が、多く残されています。
アカデミア美術館や、数々の教会などに。。

元老院の間。
外国のお客様などと、会見する部屋。そりゃ~豪華にするでしょう。

壁のフレスコ画の横に、大きな時計も埋め込まれています。

上院ホール。
上院の会合が、開かれた部屋です。

天井画は、ティントレットです。
金の装飾も、尚いっそう、豪華ですね~

ここにも、装飾された時計が、壁に埋め込まれていました。

十人委員会の間。
ベネチアを動かしていた十人委員会の部屋です。

天井画は、ジャンバッティスタ・ポンチノ作です。
ただし、中央の上の写真の1枚は、コピーです。
ナポレオンが戦利品としてフランスに、持ち帰ったため、
本物はルーブル美術館にあるそうです。おもしろいですね♪
ルーブルで、この絵を見たら、
「ベネチアからぶんどってきたものじゃん!」て、思ってね。

大評議会の間。
2000人近く収容できる大広間です。壁際に椅子が作りつけて
あったので、しばらく座って、休憩しました。

ここら辺まで来ると、天井画を見るために、上を見るのも
疲れてきて。。。 (;^_^A

「天国」 ティントレット作

とにかく、大きいです。
世界最大の油絵なんだそうです。大迫力!

この大評議会の間には、窓もたくさんあって、
海を臨むことができました。気持ちいい~~(* ´ ▽ ` *)

ため息橋です。
ドゥカーレ宮殿の裁判所で、判決を受けた政治犯が
この橋を渡って、牢獄へ移動する時に。。

石の窓から見える外の景色に、ため息をついた。。
ということから、「ため息橋」と名前がついたそうです。

切ないですね。。。
罪人の気持ちを味わったところで、ドゥカーレ宮殿を終わります。
次は、ゴンドラに乗ります。
気分あげていこーーーー(^▽^)/
つづく。。